不動産投資を始めた初心者が最初につまずくのがキャッシュフローの正確な計算だ。表面利回りと実際の手取り収益の差、見落としがちな経費項目、正しい計算式まで、実践的な視点で解説する。
収益物件購入前に行うべき賃貸運営シミュレーションの作り方を解説。空室率・修繕費・キャッシュフロー推移を自分で検証する手順。
金利上昇時に不動産ポートフォリオのキャッシュフロー悪化を最小限に抑える方法。変動金利・固定金利の上昇シナリオ、複数物件での収支管理、入居者需要の変化への対応を解説。
家賃収入から支出を差し引いた手残り額です。本ツールでは月額賃料収入から、ローン月額返済(元金+利息)・管理費・固定資産税(年額を12で割って月割り)・その他経費を引いて月間キャッシュフローを算出し、それを12倍した年間値も表示します。プラスなら毎月手元に資金が残り、マイナスなら持ち出しが発生している状態です。なお差し引く税は固定資産税のみで、所得税・住民税は含みません。
いいえ、税引前(BTCF)の概算です。控除されるのは固定資産税(年額入力の月割り)のみで、家賃にかかる所得税・住民税は含みません。またローン返済は元金+利息の全額を控除する一方、経費にできる減価償却費は反映しないため、この数値と会計上の課税所得は一致しません。実際の税額は耐用年数・借入条件・他の所得で変わるので、正確な収支は税理士など専門家にご確認ください。
あります。本ツールは満室(稼働率100%)を前提とし、空室率や大規模修繕費を入力項目に持たないため、結果は理想値に寄りがちです。実態に近づけるには、賃料を空室・滞納を見込んだ控除後の額で入力するか、その他経費に修繕積立・原状回復・将来の金利上昇分のバッファを上乗せしてください。管理委託費は家賃収入の概ね5%前後が目安で、別途生じる賃貸の客付け仲介手数料や保険料も経費に含めると精度が上がります。