金沢市は人口約46万人を擁する石川県の県庁所在地であり、北陸地方の中心都市です。2015年の北陸新幹線開業で東京から約2時間30分に短縮され、2024年の敦賀延伸により関西方面からのアクセスも向上しました。兼六園・ひがし茶屋街・21世紀美術館など豊富な観光資源を持ち、年間約1,000万人の観光客が訪れる都市です。
| 項目 | 数値 | |------|------| | 人口 | 約46万人(2025年時点) | | 世帯数 | 約21万世帯 | | 大学 | 金沢大学、金沢工業大学、金沢星稜大学ほか | | 学生人口 | 約20,000人(市内大学合計) | | 東京アクセス | 新幹線で約2時間30分 |
| 物件タイプ | 表面利回り | 家賃相場(月額) | 空室率 | |-----------|-----------|----------------|--------| | ワンルーム・1K | 8〜12% | 3.8〜5.5万円 | 9〜14% | | 1LDK〜2DK | 7〜10% | 5.0〜7.5万円 | 8〜12% | | ファミリー向け | 6〜9% | 6.5〜9.5万円 | 7〜11% |
北陸新幹線の開業以降、金沢駅周辺はホテルの新設が相次ぎ、商業エリアとしての存在感が大幅に向上しました。駅西口では大規模な再開発が進行中で、オフィスビルやマンションの新設が計画されています。
金沢市の中心商業地である香林坊・片町は、百貨店・ブランド店・飲食店が集積する繁華街です。ビジネスパーソンや若年単身者の需要が厚く、空室率も市内で最も低い水準です。
金沢大学は角間キャンパスに約9,000人の学生が在籍しています。キャンパスは山間部にあるため、バス路線沿いの平地に学生向け物件が集中しています。
金沢工業大学は隣接する野々市市にキャンパスがありますが、金沢市との境界に位置し、金沢市側にも学生向け物件が多数あります。工学系男子学生が中心で、家賃感度が高い層です。
2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸し、金沢から敦賀経由で関西方面へのアクセスが改善されました。
| ルート | 延伸前 | 延伸後 | |--------|--------|--------| | 金沢→東京 | 約2時間30分 | 約2時間30分(変化なし) | | 金沢→敦賀 | 在来線約1時間20分 | 新幹線約40分 | | 金沢→大阪 | 約2時間40分 | 敦賀乗換で約2時間20分 |
新幹線延伸により、ビジネスでの金沢訪問がさらに容易になり、出張者向けの短期賃貸需要が増加しています。また、関西圏からの観光客増加により、民泊需要も拡大傾向にあります。駅周辺の地価は上昇基調が続いており、投資物件の取得コストは上がっています。
| 観光スポット | 年間来場者数 | 周辺の投資可能性 | |-------------|------------|----------------| | 兼六園 | 約300万人 | 高い(民泊適地) | | ひがし茶屋街 | 約200万人 | 中程度(規制あり) | | 21世紀美術館 | 約250万人 | 高い | | 近江町市場 | 約280万人 | 中程度 |
金沢市は宿泊施設の急増による地域住民との摩擦を背景に、民泊に対する規制が比較的厳しい都市です。特に旧市街地のひがし茶屋街周辺では運用に制限があるため、事前に条例の確認が必要です。
駅西口エリアでは大規模な再開発が進行しています。新たなオフィスビル・商業施設・分譲マンションの建設が計画されており、完成後は駅西エリアの都市機能が大幅に強化される見込みです。再開発エリア周辺の賃貸物件は、利便性向上に伴う賃料上昇が期待できます。
金沢市は北陸新幹線により東京・関西双方からアクセスしやすい観光・ビジネス都市です。約20,000人の学生需要と年間1,000万人の観光客が賃貸市場を支えており、駅西再開発による将来性も期待できます。利回り8〜12%の水準で、学生向け物件ではさらに高い利回りが狙えます。物件価格の上昇傾向には注意しつつ、中心市街地と大学周辺を軸にした投資が有効です。