つくば市は人口約25万人の茨城県南部に位置する研究学園都市です。JAXA(宇宙航空研究開発機構)、産総研(産業技術総合研究所)をはじめとする約150の研究機関と筑波大学が集積し、高い教育水準と質の高い賃貸需要が特徴です。つくばエクスプレス(TX)開業以降、人口増加率は全国トップクラスを維持しています。
TX終点のつくば駅を中心としたエリア。筑波大学に近く、研究機関も徒歩・自転車圏内に多数。ペデストリアンデッキで結ばれた商業施設があり、都市機能が充実しています。
TX開業に合わせて開発された新興エリア。大型商業施設(イーアスつくば等)が立地し、生活利便性が非常に高い地域です。つくば市役所も移転しており、新たな市の中心として発展中です。
研究学園駅とつくば駅の間に位置するエリア。宅地開発が進行中で、新築物件と中古物件の価格差がまだ大きいエリアです。
筑波大学(学生約1万6000人)のキャンパス周辺。学生向けのワンルーム・1K需要が安定しています。大学の研究者・教職員向けのファミリー物件の需要もあります。
つくば駅の南側に広がる住宅エリア。研究機関の官舎跡地の再開発が進んでおり、新しい住宅地として人気が高まっています。
研究機関は4月と10月に人事異動が集中します。この時期に合わせた入退去が多いため、空室期間を最小化するには退去予告の早期把握と、次の入居者の確保を計画的に行うことが重要です。
筑波大学は全国から学生が集まるため、安定した賃貸需要があります。ただし以下の点に注意が必要です。
つくば駅からさらに土浦方面への延伸が検討されています。延伸が実現すれば、つくば市南部の不動産価値にプラスの影響が期待できますが、つくば駅の終点としての求心力が分散する可能性もあります。
つくば市はTX沿線では公共交通が便利ですが、TX駅から離れたエリアは車社会です。投資物件の立地により、駐車場の必要性が大きく異なります。
| エリア | ワンルーム利回り | 一棟アパート利回り | |--------|----------------|-----------------| | つくば駅周辺 | 7〜9% | 8〜11% | | 研究学園駅周辺 | 6〜8% | 7〜10% | | 万博記念公園・みどりの | 8〜10% | 9〜12% | | 筑波大学周辺 | 8〜11% | 9〜13% | | 学園南・松代 | 7〜9% | 8〜11% |
つくば市は研究学園都市としての質の高い賃貸需要と、TX沿線の人口増加という2つの強力な投資材料を持つエリアです。研究者や大学関係者という安定した入居者層は、家賃滞納リスクが低く、長期入居が見込めるのも魅力です。東京圏に比べて手頃な物件価格を活かし、利回りと安定性を両立した投資を検討してみてください。
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